1年間の協会員の感想・活動報告

一般社団法人 日本手技療法家地位向上協会

田中 さん

協会で1年間解剖学を学んできての感想は一言に集約されます。
「筋肉が透けて見えだした」
実際は見えませんがイメージする事ができるようになって来ました。
自分が今、何処の筋肉を指圧していて、何の為にその箇所を施術するのかを解剖学から導き出して説明が出来ます。
胸鎖乳突筋の筋肉ひとつとっても、起始と停止が分かっていると施術の質が格段に上がり、他の筋肉との関係も分かって来ました。
頸部の最深層にある4対の後頭下筋群を緩めて後頭下三角の部分が緩まると首全体が緩まり、胸鎖乳突筋の緊張も緩みます。
その為、施術毎に確認が増えて施術の度に発見が多くなりました。そして実際に通院して治っていくお客様が増えて来て、紹介して頂いたりした事で自信が持てるようになりました。
また、ホームページに解剖学のページを作った事で復習にもなり、頭の中が整理されて来て解剖学がかなり身近な存在になって来ました。
追求すればキリがない世界だと思いますが、解剖学を知れば今までに無かった施術や、より効果の高い施術が生み出せると思っています。来年からもしっかりと学んで解剖学を施術に活かして行きます!

柴田さん

不安な物を一つずつ解消していきたかったのが目的で、実用性のある物をしっかりと学びたいと思ったのがきっかけです。 異業種からこの世界に飛び込み、大まかな筋肉部位はわかっていても、お客様もネットやワークアウトなどでよりマニアックな筋肉の部位のハリ等伝えられた時に、とっさに確かな言葉が出てこなかったり、どうすればよりよい施術が行えるか?と悩む事が多くなりました。
実際、勉強についていけるのかとても不安なところもありましたが、講師の先生方の細かい指導や症例を聞けて、実際に試したり講義を受けていく度に筋肉の作用や構造が分かっていき、実戦でアウトプットできたり、お客様の体をなるべく筋肉構造で見るようにしなくては!と意識付けが出来るようになりました。 また、きちんとテキストを見返したりメモも見返したりと復習も率先して行う気持ちになれました。 予習もやる気が入ります。
はっきりいうと奥が深すぎて、頭がいっぱいになる事がほとんどです。 しかし、それをひとつひとつあの時こうだったなって思えることで協会での勉強がお客様に還元出来ていると感じられた時に達成感ややりがいを感じられるようになりました。 以前、私が手首を痛めた時に前腕(上腕骨外側上顆)をひたすら指圧されました。 手首が痛いのに… と内心なぜ?って思っていました。 しかし、なぜそこを緩ませるのか、その理由が解剖学を学んで分かりました。 不思議と痛みは消えていましたが、なぜなのかが分からず、その答えが分かった時に納得しました。
その時に「解剖学を理解するとおもしろいな」って素直に感じました。 自分を成長させてくれる大きなきっかけを頂いている有意義な時間となっています。 ありがとうございます。
木村さん
本日は伊藤先生、星畑先生、ありがとうございました。 木村頼正です。
まず、伊藤先生がクラウドタイ古式マッサージスクール出身者の卒業後の行方についてとても真剣に考えておられることを強く感じました。
そのために協会も設立されたことに感銘し、ぜひそこで学びたいという思いが強く入会いたしました。妻にも自分の考えを伝え、妻もぜひ学ばせていただきたいとの気持ちが強く一緒に入らせていただきました。
協会は、スクール出身の方を中心に実践に強くいろんな不調のお客様のお役に立てられる療法家集団にすることで会員の地位を向上する目的の協会なのだと自分は解釈してます。なのでその協会の会員はみんな技術が素晴らしくなくてはいけない。 解剖学や東洋医学を学び深めていくことで、現在勉強しない手技施術者が多い世の中で完全な差別化ができる。さらに接骨院の人達など同じ土俵に新たに入ってくる方に技術で負けないために、その知識と技術を高めるきっかけを学べると期待しております。
そして、お客様と私たち施術者はどこまでいっても人と人ですからコミュニケーションの力が大事だと思います。コミュニケーションは東洋医学的にも身体の回復にものすごい影響力があると思います。この協会の皆さんとの繋がりや協会の存在意義を理解して行動することが大事だということも学べると思います。
私は行く行くは協会のメンバーの方々みんなでレベルの高い手技を活かしたフェスティバルを開催してみたいです。協会が中心となり、そしてメンバーみんながスポンサーとなって開催するのです。そこにいろんな方面(ヨガ、ピラティス、マッサージ、整体、エステ、その他いろいろ)からの施術者が集まり この協会が新たな施術技術の先頭を走り、周りを引っ張っていく存在だと理解してもらい協会は更なるメンバーが増えていくのです。更なる素晴らしい協会の姿が見えてきます。
第3回と第4回の講座に参加させていただき解剖学を頭に備えておくことでお客様を治す、守る、そして安心してもらえる。信用してもらえることが出来る。善くなる変化に喜んでもらえる。というワクワク感がどんどん高まってきました。解剖学は知識を持ってるだけではダメです。それを活用する術を備えられるようにキッカケを作ってくれているとおもいます。あとは自分自身で学びを深めて行かなければと思います。
伊藤先生も前に言われてたように、協会はスクールではないので、伊藤先生を代表としてその考え方をみんなが共有してその道のスペシャリストの集まりのイメージです。そのメンバーたちが行く行くは施術の特別症例にたいして議論したり、施術の新しい方法などを研究開発したりする協会にしたいです。 その序盤が今現在だと思います。
私自身まだサロンをスタートし一週間半あまりですが、ウチのタイ古式マッサージを受けにいま4人来て頂いたその全ての方が何かしらの身体の不調がありました。 それに対処するためには解剖学の知識があり、ポイントを判断するチカラ、そして的確な施術ができなければいけません。あたふたした自分でしたが、結果はお客様に善い変化が現れて喜んでいただけました。 自分の知識と技術はまだまだ感はもちろんありますが勉強し続けることへの大事さを痛感したところです。 以上
 
木村さん
本日はありがとうございました。 今回前腕の細かい筋肉や手首腱鞘炎の原因の見極め方については実際のヨガレッスンにも活かせる内容でとても勉強になりました。 勉強会で伊藤先生が仰っていたとおり、勉強会で学んだ解剖学を分かりやすい言葉で生徒さんにお伝えし寄り添うことで生徒さんとのコミュニケーションが更に深く取れるようになったり信頼度も上がっていくのを体感しています。
まだ私自身協会の勉強会には3、4回目の受講しかしていませんが、私も含むメンバー全体が現場経験や解剖学の知識を重ねてきたら勉強会でお客様の症例に合わせた手技のアプローチの仕方など発表しあったり皆んなで考える回が今後あってもお互いに知識を高めあえるのではないかと思っています。 来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
 
上田さん
本日も勉強会ありがとうございました。 腕よく使う部分なのですが疲れを感じにくく、60分などの施術の中で簡単になりがちでしたが、今日学んだ事によりポイントを決めてアプローチしてよりお客様の望む施術ができそうだなと思いました。
男性のお客様にはゴルフしている方が多いのでアドバイスの幅も広がります。 ラフィネはハンドリフレクソロジーという肘下のオイルを使用する施術があるのですが、今日学んだ事を考えると少し肘上の辺りも触っていこうと思いました。
腱鞘炎をお持ちの方もたまにきますが私達は治療が出来ないのでその部分を触らずやらないといけません。しかし今日習ったことを活かせば関連する筋肉をほぐせば良いですし、腕を触れなくてもストレッチの方法やアドバイスだけでも出来ます。 お客様のお疲れの中で多いのは肩、首、腰ですが、疲れを気付きにくい腕を学事ができ、とても勉強になりました。
解剖学の勉強で筋肉の名前を知るのは今インターネットからでも出来ます。この協会の良いところの一つは起始、停止を実際に触って確認出来る所にあると思います。本を読んでいるだけでは分かりにくい思ったよりも上だった、内側だった…等などを学ぶ事が出来るのは素晴らしい事です。ありがとうございます。 いつも教えてくださるお二人の先生の雰囲気も私は信頼関係があるんだなと思います。 いつもありがとうございます。 次回腰部、勉強していきます!
 
鈴木さん
約1年間講座に参加しましたが、最初の講座に参加した頃に比べると今では施術の全体や細かい所に至るまで意識が全然変わりました。以前は闇雲に指圧していましたが今は講座で習った筋や自分で勉強して覚えた筋などの知識が備わり指圧していてもどこの筋肉を押してるのか理解して出来ていると思います。また足りない所などを勉強して少しづつ知識も増えて来ましたし多少は説明も出来る様になりました。この感じでまた来年も勉強して、いつかは身体の事なら何でも説明出来る様頑張ります。
吉川さん
協会の方では一年間を通じてしっかりと解剖学を学ばさせていただきました。 独学では難しく協会という形で実際に施術をしている講師の方に解剖学を学ばさせていただきとてもためになる一年でした。 来年もしっかりと解剖学を学び自分の知識にしっかりとなるよう学んでいき、協会の講師をされている方たちのようなお客さまに必要とされる施術家になれるうしっかり学んでいきたいと思います。
関さん
整体スクールで手技を学び一年になります。 しかし、どうも自分は筋肉について学ぶことに苦手意識がありました。 解剖学なんてとんでもありません。 勉強する気持ちはありませんでした。 普段は会社員なので、開業する気もないですし、適当に知り合いにマッサージして小遣い稼ぎができればいいと思っていたのです。 整体スクールの授業が終わる頃、伊藤先生から、日本手技療法家地位向上協会の説明を受け入会することとしました。 会社員なので毎回の参加は難しいと思いましたが、3ヶ月に1度の集まりで済むので、参加可能です。 協会では、プロの講師陣が膨大な解剖学の中から、特に重要なところを初心者からでもわかりやすく解剖学を教えてくれます。テスト法なども教えてくれるので、ありがたいです。 解剖学に対して苦手だと思ってましたが 、習い始めると面白くなってきました。 今は、整体スクールの方でサロンのアルバイトをしているのですが、内容をわかっていると、施術するのに大変役立ちます。 日本手技療法家地位向上協会に入会して本当に良かったです。
大谷さん
私は10年ほど前にスクールにてタイ古式マッサージを学ばせていただきました。 伊藤先生は素人の私にタイ古式マッサージだけでなく、店舗で働く時にプラスになるようにと持っていられるたくさんの術を教えてくださいました。店舗で仕事をすることは叶わなかったのですが、先生の施術に対する情熱は信頼へと結び付いておりました。 協会がスタートする時に解剖学を学べると聞き、現在やっているアロマの仕事には直接結び付かなかったのですが興味がありましたので参加させていただきました。 協会では解剖学の知識が深いお二人の先生が中心となり、初心者の私にもわかりやすく講義をしてくださいました。座学だけでなく実際に施術方法を教えてくださるのを毎回とても楽しみにしています。 今は自分の身体、家族、親しい友人の簡単なケアに学んだことを活用しています。 知識を持つと言うことは自分の武器になり財産です。 この武器をどう活かしていくかまだ思案中ですが、今後は解剖学とメディカルアロマを融合させていきたいと思っております。 来年度もよろしくお願いいたします。
加藤さん
1回目から勉強会に参加させて頂きました。、肩凝りや腰痛の的確なポイントを教えて頂き勉強会の次の日からは、仕事へのモチベーションはかなり上がりました。 そしてお客様に対して今まで闇雲にほぐしていた事に反省する日々でした。 首や肩や腕の筋肉の構造や仕組みを、ほんの少しですが頭で理解してからの施術はとっても楽しかったです。 10月に腰椎圧迫骨折をしました。自分の体の状態を知りたくて脊椎周辺の骨や筋肉の本を読み漁りました。アトラスでの検索の仕方を先生方から教えて頂いたので、お陰様ですんなり頭に入ってきました。体の仕組みについて勉強する機会を与えて下さった事に感謝します。ありがとうございました。

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